ワーグナー《さまよえるオランダ人》全曲 サヴァリッシュ指揮 YouTube動画公開

さまよえるオランダ人リヒャルト・ワーグナー《さまよえるオランダ人》全幕のドイツ語日本語対訳字幕付きYouTube動画を公開します。翻訳は Maria Fujioka さまです。

対訳はこちら → さまよえるオランダ人
動画はこちら → さまよえるオランダ人

サヴァリッシュ指揮による1961年のバイロイト・ライヴです。もともとはフィリップスの録音ですが、ユニヴァーサルに吸収されて今では右のデッカ箱に入ってます。

本当はクレンペラー盤で全曲動画対訳を作りたかったんですが、それは著作権法改悪で出来なくなりましたので、クレンペラー盤でも歌っているアニヤ・シリヤの音源を使いました。この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、パブリックドメインとなっています。



アニヤ・シリヤ素晴らしい。バイロイトの野郎どもが軒並みノックアウトされたのも宜なるかな。フランツ・クラスは、クレンペラーの《魔笛》《ドン・ジョヴァンニ》の録音に参加しているけど、ザラストロでもドン・ジョヴァンニでもなく、弁者や騎士長でしかない。そういうランクの人だったのでしょうが、ここでは立派にオランダ人を歌っています。1961年のバイロイトではジョージ・ロンドンもオランダ人を歌っているようですが、フィリップスがそちらを録音出来なかったのは大人の事情でしょう。

歌劇『さまよえるオランダ人』全曲

 オランダ人:フランツ・クラス
 ゼンタ:アニヤ・シリヤ
 ダーラント:ヨーゼフ・グラインドル
 エリック:フリッツ・ウール
 マリー:レス・フィッシャー
 舵取り:ゲオルク・パスクダ

 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ

 録音:1961年7月、8月(ステレオ)

2013年8月に公開したコンヴィチュニー指揮の《オランダ人》以来の全曲動画対訳です。そちらと今回の音源はいろいろ違うところが多い。3つの幕が続けて演奏されないとか、序曲の最後や全幕の大詰めに救済の動機が無いとか、第3幕の三重唱が短いとか。「ゼンタのバラード」はイ短調で歌われているそうです。私の耳ではこれだけ聴いてもよくわからんけど、ニルソンのそれと比べてみると確かに高く歌われています。ひょっとすると初演で用いられた版、あるいはそれに近い版なのかもしれません。

日本語字幕は、このところ訳出が進んでいる Maria Fujioka さまによる二巡目のワーグナー翻訳です。もし3つ目の《オランダ人》翻訳が上がったら、そのときはジョージ・ロンドンが歌っているドラティ盤で全曲動画対訳を作ることになるんでしょう。コンヴィチュニー盤、サヴァリッシュ盤、ドラティ盤はいずれも1962年に発売されています。この年は《オランダ人》の当たり年だったみたいです。

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.10《さまよえるオランダ人》

2019.4/5(金)19:00
2019.4/7(日)15:00

東京文化会館

オランダ人(バス・バリトン):ブリン・ターフェル
ダーラント(バス):アイン・アンガー
ゼンタ(ソプラノ):リカルダ・メルベート
エリック(テノール):ペーター・ザイフェルト
マリー(メゾ・ソプラノ):アウラ・ ツワロフスカ
舵手(テノール):コスミン・イフリム

NHK交響楽団
東京オペラシンガーズ

指揮:ダーヴィト・アフカム
合唱指揮:トーマス・ラング
合唱指揮:宮松重紀
音楽コーチ:パオロ・ブレッサン
映像:中野一幸

まもなく東京・春祭で《オランダ人》の演奏会形式あります。テキスト対訳、動画対訳を予習・復習にお役立てください。

さまよえるオランダ人
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