マーラー《大地の歌》全曲 バーンスタイン指揮 YouTube動画公開

大地の歌本日10月14日でレナード・バーンスタインは没後28年。グスタフ・マーラー《大地の歌》のドイツ語日本語対訳字幕付YouTube動画を公開します。翻訳はwagnerianchanさまです。ときどきこういうオペラではない作品の動画対訳やテキスト対訳をオマケ的に作ってます。

対訳はこちら → 大地の歌
動画はこちら → 大地の歌

ほんとうは生誕百年の誕生日に出すはずだったネタです。YouTubeから不当な「著作権侵害の警告」を受けていて当日公開できず、ようやく本日公開となりました。見られるはずだけど、まだ完全にクリアーになってるわけではないので、突然視聴不可になるかもしれません。この音源は公開から50年以上が経過し、日本をはじめ著作隣接権保護期間を50年と定める国ではパブリックドメインとなっているのだけど……。



バーンスタインはこれが《大地の歌》初録音。CBS専属のバーンスタインが《ファルスタッフ》の録音にデッカ専属のウィーン・フィルを借りるかわりに、デッカのために入れた音源のひとつみたいです。

アルト・ソロはバリトンのフィシャー=ディースカウ。72年の再録音ではメゾのルートヴィヒを使いましたが、確かそのときのリハ映像で、あのルートヴィヒが「美について」中間部の速すぎるテンポについて行けず(息継ぎするとこがない!)音を上げてましたっけ。フィシャー=ディースカウは涼しい顔で駆け抜けます。

マーラー:交響曲『大地の歌』

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ジェームズ・キング(テノール)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:レナード・バーンスタイン

 録音時期:1966年4月
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

私はバーンスタインにはギリギリ間に合った世代ですが(ナマは渋谷で2回聴いた、ひとつはあのマラ9だった)、しかしバーンスタインに特別な思い入れは全くないです。生誕百年ならロバート・アルドリッチのほうがより感慨深いものがあるし、「俗人」カラヤンとの比較においてしばしば「聖人」として祀り上げられる空気にはウンザリしていています。(聖人はカラヤンのほうでは?)

このマーラーもよくわかりません。クレンペラーのほうがずっといいと思うし、そもそもマーラーを聴くならブーレーズかマゼールと思っている私は、たぶんマーラーが好きではないということなのでしょうね。

小澤・村上対談本には、当然ながらマーラーとバーンスタインの話題がたくさん出てきます。西洋音楽の世界では根無し草の小澤がマーラーの音楽の中にそれ以前のヨーロッパ音楽との断絶を感じつつ、またそれ故、自己を全面的に投入できる世界を見出したというのはとても興味深いと思う一方で、師匠バーンスタインのマーラーへの没入もまた、同じバックグラウンドを抱える者のそれではなかったかという気がします。

要するに、私たちは太平洋もユーラシア大陸も果てしなく広いと感じているけど、アメリカ人にとっての大西洋は私たちが思うよりずっと広いのではないかと。

大地の歌
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