ワイル《七つの大罪》全曲 YouTube動画公開

オペラクルト・ワイル作曲、ベルトルト・ブレヒト台本《七つの大罪》全曲のドイツ語日本語対訳字幕付きYouTube動画を公開します。翻訳はうちのワイル/ブレヒト担 hanmyoさまです。

対訳はこちら → 七つの大罪
動画はこちら → 七つの大罪

アナをギーゼラ・マイが歌います。ベルリナー・アンサンブルの看板女優だったのかな。ただし入団は1962年で、ブレヒトは既に亡くなっていたから、直接指導を受けたことはないのかもしれん。スタイルはロッテ・レーニャを踏襲してる。楽譜も4度下げた「低音版」で歌ってます。



レーニャ盤は歴史的価値は高いけどモノラルだし、レーニャは年齢的に発声が苦しくなってる。声に力のあるギーゼラ・マイのほうがこの曲のスタンダードとして楽しめると思います。ペーター・シュライヤー(強欲に見事なソロ)を筆頭に男声四重唱も素晴らしい。

ヴァイル:7つの大罪

 ギーゼラ・マイ(ヴォーカル)
 ペーター・シュライアー(テノール)
 ハンス=ヨアヒム・ロッチェ(テノール)
 ギュンター・ライプ(バリトン)
 ヘルマン・クリスティアン・ポルスター(バス)
 ライプツィヒ放送交響楽団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)

 録音時期:1966年8月
 録音場所:ライプツィヒ、コングレスハレ

この音源の著作隣接権ですけど、ちょっと微妙なところがあります。上のジャケ写は、ブリリアント・クラシックスが復刻したCDですが、裏面にはハッキリ(P)1968の表記がある。

これはもともと旧東ドイツのエテルナ(現ベルリン・クラシックス)の音源で、エテルナによる初出は確かに1968年になっています。つまり、それが正しければ、昨年末発効の改正著作権法により、著作隣接権は2038年末まで継続することになります。

ところが、よくよく調べてみると、これドイツ・グラモフォンからも出てるんですね~。複数のソースでその前年、1967年初出が確認できます。

おそらく、DGが西側の販売を引き受けて、東側より早く発売したんではなかろうかと。というわけで、この音源は2017年末の時点で公開から50年以上が経過し、2017年まで著作隣接権保護期間を50年と定めていた日本では、ぎりぎりパブリックドメインです。

この事実を発見した私が小踊りしたことは言うまでもありません。

動画対訳を作り始めたごく初期の頃、レーニャの音源を動画にして以来、この曲はすっかり私のお気に入りです。

ただ、当時はまだ私の動画編集技術が拙かったため、今となってはレーニャの動画は気に入らない点が多々あり、ずっと作り直したいと思っていました。また、ウィキに掲載したドイツ語台本にもタイプミスが多数あり、間違ったドイツ語をそのまま動画に表示してました。今回、こちらのドイツ語台本をコピペしてウィキのドイツ語を修正し、動画にもそれを反映しました。

こうしてステレオ音源を使って《七つの大罪》を出し直すことができてホッとしてます。

ところで、この曲には歌と歌の間にところどころ長い間奏があります。初演のときには、アナⅡを担当したダンサーが、ここでソロを踊ったんじゃないかと思うんですよね。そこで、もしMMD職人さんで、この音楽が気に入った方がいらっしゃったら、初音ミクのダンス映像を作成してもらえないかなと思っています。管理人までご連絡ください。

ミクのダンスはレーニャ盤の動画再制作に挿入して使いたいと思ってます。

七つの大罪
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