マリア・カラスが歌う 《アイーダ》 全曲 YouTube動画公開

オペラリオ五輪開幕おめ。ジュゼッペ・ヴェルディ 《アイーダ》 (全幕)のイタリア語日本語対訳字幕付きYouTube動画を公開します。翻訳は梅丘歌曲会館の藤井宏行さまです。

動画はこちら → アイーダ
対訳はこちら → アイーダ

《アイーダ》はサッカーW杯ブラジル大会の時に、カラヤン旧盤全曲を公開済みです。これさえあれば、もう当分(カラヤン新盤の保護期間が切れるまでか……)動画対訳は必要なかろうと思うわけですが、カラスだしセラフィンだし、リオ五輪だし。あとカラヤン動画では字幕の配置にいくつか間違いもやらかしてましたので、(今回も完璧ではないかもしれんが)作りなおすことにしました。

全4幕を1本の動画にまとめています。この音源は公開から50年以上が経過し、日本をはじめ著作隣接権保護期間を50年と定める国では、パブリックドメインとなっています。



カラスのアイーダは伝説のメキシコ公演というのがあって、第2幕「凱旋の場」の最後の音をハイEsに上げて歌っているとか。YouTubeにたくさんあります。爆音(とノイズだらけの録音)の中を金切り声が突き抜けてます。このスタジオ録音では楽譜通りみたいです。

ジュゼッペ・ヴェルディ 1813-1901
歌劇「アイーダ」全曲
全4幕 台本:アントニオ・ギスランツォーニ

アイーダ・・・・・・・・・マリア・カラス(ソプラノ)
ラダメス・・・・・・・・・リチャード・タッカー(テノール)
アムネリス・・・・・・・・フェドーラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)
アモナスロ・・・・・・・・ティト・ゴッビ(バリトン)
ランフィス・・・・・・・・ジュゼッペ・モデスティ(バス)
エジプト王・・・・・・・・ニコラ・ザッカリア(バス)
巫女の長・・・・・・・・・エルヴィラ・ガラッシ(ソプラノ)
使者・・・・・・・・・・・フランコ・リッチャルディ(テノール)

ミラノ・スカラ座合唱団&管弦楽団
(合唱指揮:ノルベルト・モーラ)
指揮:トゥリオ・セラフィン

カラスのアイーダはとにかく気丈。カマトト王女には聴こえない。第2幕第1場ではアムネリスとキャットファイトが始まってもおかしくないレベル。

カラスはかなり早い時期からアイーダは歌わなくなったようです。もともとヴェルディ後期作品は彼女の声には合わなかったし、キャラが単純で歌ってつまらなかったということもあるのかも。後年、声を失ってメゾの歌を色々レコーディングしていた時期にアムネリスを入れてくれていたらなあ。せめて第4幕第1場だけでも。

凱旋の場では恒例(?)により、リオ五輪をお祝いしました。メルボルン五輪が抜けてますが、フォント関連の不具合によるもので他意はありません。

カラヤン旧盤を制作したときに公開したウィンドウズ・ムービーメーカー・ファイルは新しく今回制作に使ったバージョンに差し替えました。《アイーダ》の動画対訳を他の盤で作りたい方がいらっしゃったら、ダウンロードして再利用してください。ムービーメーカーのバージョンは2.6です。

ここをクリックしてダウンロード

もちろん、歌い出しは録音によってマチマチですから、そのまま使うことはできませんが、キューの調整さえすれば、少なくともテキストを対訳ページからコピペする手間は省けます。

再利用にあたって次の点に注意してください。

対訳字幕の最後に「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」の記述が入っています。この日本語テキストを作成した藤井さまのクレジットですので絶対削除してはいけません。その次にオペラ対訳プロジェクトの紹介が続きますが、こちらは削除して構いません。

ウィンドウズ・ムービーメーカーの性質上、音源はもちろん、画像素材もこのファイルの中には含まれていません。したがってファイルを開くと、ビデオとオーディオの行に「×」がたくさん並ぶはずです。解読して再利用してください。

いずれの音源を利用するにせよ、著作権関連法規に抵触しないよう注意しつつ、ご自身の責任でファイルを再利用してください。

さてリオ五輪、私の注目競技はカーリング……じゃなかった、メダルに手が届くかビミョーなところにある女子卓球、女子バレーあたり。それにしても平成生まれの若者はスゴいと思う。私があの年代の頃、昭和の若者は(私も含め)あんなにオトナじゃなかった。そういう意味ではいまだに昭和の香りをフンプンとさせロンドンで惨敗したニッポン柔道がリオで変われるのかも注目ですね。若者の躍動を楽しみにしています。

アイーダ
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