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zoom RSS ワイル 《マハゴニー市の興亡》 全曲 YouTube動画公開

<<   作成日時 : 2016/01/09 11:00   >>

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マハゴニー市の興亡ベルトルト・ブレヒト台本/クルト・ワイル作曲 《マハゴニー市の興亡》 のドイツ語日本語対訳字幕付きYouTube動画を公開します。

動画はこちら → マハゴニー市の興亡
対訳はこちら → マハゴニー市の興亡

《三文オペラ》の動画を制作したときは、歌われているドイツ語歌詞と字幕テキストとで版が異なっているのをスルーしてしまいましたが、今回はバッチリ合わせてあります。翻訳はhanmyoさまです。今回の動画制作のために音源と同じドイツ語日本語対訳を新たに起こしてくれました。たいへん助かりました。これがなかったら動画対訳制作はまず無理でしたもの。ありがとうございます。



音源はもちろんワイル夫人、ロッテ・レーニャ監修による一連のCBS盤から。CBSの委託をうけたフィリップスがハンブルクで録音したようです。モノラル録音ですし時折歪みますがご勘弁ください。この音源も公開から50年以上が経過し、日本をはじめ著作隣接権保護期間を50年と定める国では、パブリックドメインとなっています。

ワイル:歌劇『マハゴニー市の興亡』全曲

 ロッテ・レーニャ(ヴォーカル)
 ハインツ・ザウアーバウム(テノール)
 ギゼラ・リッツ(メゾ・ソプラノ)
 ホルスト・グンター(バリトン)
 ゲオルク・ムント(バリトン)
 フリルト・ミュンヒ(語り)

 北西ドイツ放送交響楽団
 ヴィルヘルム・ブリュックナー=リュッケベルク(指揮)

 録音時期:1956年11月
 録音場所:ハンブルク
 録音方式:モノラル(セッション)

全3幕、2時間15分を1本の動画にまとめています。ただ、台詞部分はナレーションで端折っているため、実際の上演はこれよりずっと長いんじゃないかと思います。

お話も音楽も、この後に作られワイル/ブレヒト最後の作品となった《七つの大罪》に近い雰囲気があります。どちらも舞台はアメリカ。《大罪》の主人公アナは悪徳に手を染め世間の荒波に揉まれつつもしぶとく生き残り、ミシシッピの畔に家を建てることに成功します。一方、《マハゴニー》の男たちは(けちんぼビリーを除いて)みな破滅します。

それにしてもマハゴニー市ってのはどこにあるんでしょうね。「アラバマのお月さま〜」と歌われるけど、たぶん「マンマ」と韻を踏みたかっただけでしょう。お客は川から船でやってくるし、ペンサコラを通過して台風もやってくるとなると、ミシシッピ川沿いのような感じもします。当時すでに大歓楽街だったであろうニューオリンズが、マハゴニー市のモデルかもしれません。しかしいずれにせよ、あのあたりに砂漠なんてない。(なんでヨーロッパの人はミシシッピ流域に砂漠があると思いたがるのか……)

サンフランシスコにほど近い砂漠となると、やはりレイク・タホやラスベガスをイメージしたくなります。しかしネバダ州でカジノが合法化されたのは1931年。ブレヒトが《マハゴニー》を書いた時、ギャンブルの街ベガスは影も形もない。バグジーがフラミンゴ・ホテルを建てるのは戦後になってからです。

砂漠のど真ん中に歓楽の都を作るという発想はブレヒトのオリジナルなんでしょうか。まるで今日のラスベガスの繁栄を予見していたかのようです。

マハゴニー市の興亡
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