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zoom RSS ロルツィング 《皇帝と船大工》

<<   作成日時 : 2015/12/27 00:00   >>

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皇帝と船大工ロルツィング 《皇帝と船大工》 の対訳テンプレートを作成しました。

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皇帝とはロシア皇帝、ピョートル1世のことでしょう。ピョートル大帝はロシア近代化のために西ヨーロッパをあちこち視察し、ときに身分を隠して船大工もやったとか。たぶんその逸話をオペラにしたんでしょう。LP時代に録音されたものがいくつかCDになってます。アリア集に入ってることもある。ドイツ語得意な方、よろしくです。


さてここでまたまたカーリングねた。先週開催された軽井沢国際カーリング選手権(女子)を振り返っておきましょう。

カナダから軽井沢直行で参戦した時差ボケ組(ペーツ、スウィーティング、シドロワ、EJキム)は準々決勝までで全て姿を消しました。

2014年の大会では世界女王フェルチャーがやはり準々決勝でチーム井田(ヒトコミ)に敗れ大会を終えています。一方そのチーム井田に大会初戦でまさかの敗戦を喫しながらも持ちこたえ、最後には優勝をかっさらった五輪女王JJの勝負に対するこだわりはやはり別格だったという感じがします。

ワールドカーリングツアー(WCT)の一環として開催されるようになって2年。大会関係者の惜しみない努力には感謝しつつも、やはりこの日程で世界のトップチームを招聘するのは無理があると言わざるを得ません。前週にはトップチームが集結する格上の大会(グランドスラム)がカナダであり、大会直後にはキリスト教徒にとって一番大事な祭日が控えています。アピアランス・フィーなしではるばる極東までやってくるトップチームは皆無でしょう。

それに時差ボケでヘロヘロになったトップチームを日本勢がやっつけたところで何の意味があるのかと。ファンはいいゲームが見たいだけなんです。客寄せパンダが見たいわけじゃない。(ていうかJJを呼んだところで日本で知名度が高いわけでもなしパンダにはなりえないと思うのですが……)

一番いいのはカナダ勢やヨーロッパ勢が参加しやすい日程に移動することですが、そんなことは2年前に重々承知で熟慮の末この日程になったんでしょう。

ならば金をかけて世界からトップチームを引っ張るのはもう止めにして、なぜか2年連続不参加の中国に声をかけて日中韓中心の大会として発展すればそれでいいのではないか、私はそう思っています。東アジアのレベルは近年すごく上がっているので、日中韓3カ国だけでも十分レベルの高いゲームが期待できます。それでは華がないというならチーム・シドロワだけ呼べばいい。(優勝の副賞にカーラー仕様のキティちゃん限定モデルでも用意すれば安くても来てくれないかしら??……)

さて、女子決勝戦はファン狂喜乱舞の対戦となりました。因縁のチーム小笠原(北海道銀行) vs チーム藤澤(LS北見)戦です。チーム小笠原は9月のPACC代表決定戦でまさかの3連敗、遠征先カナダでの対戦でも破れ、ここまでチーム藤澤に4連敗中です。一方チーム藤澤はPACC(パシフィックアジア選手権)でも優勝し波に乗っています。シーズン後半を占う大事な一戦です。

ゲームは第3エンドに動きました。不利な先攻のチーム小笠原、センター線をガードで守ってはいますが、サードの第1投を前にして相手の石4個をケアしなければいけない状況にありました。ひとつでもミスショットがあれば大量失点につながりかねない難しい局面です。

カーリングというのはアクションの強度と戦術の強度が真逆になっている不思議なスポーツです。おおむね力強い動作で速いストーンを投げるのは守備的なプレーで、緩慢な動作で遅いストーンを投げるのが攻撃的な積極策なのです。

スキップ小笠原選手には相手の石を速いテイクショットで打って、少なくとも一つ、うまくいけば二つ、危険な石を減らす守備的な選択がありました。サードを投げるのは強いヒットで石を散らすのが得意な吉村選手です。どちらかというと遅いドローを(少なくとも1年前は)苦手にしています。小笠原選手が厳しい局面で吉村選手にどちらのショットを要求するかが、このチームを観戦するうえでの注目ポイントであることは前にも書いたとおりです。

小笠原選手が選んだのは積極策。吉村選手のドローショットを相手の石にチップさせわずかに外側に追いやり、自らの石は内側の強い位置に潜り込む作戦です。「このゲーム、ここからワタシが仕切る!」という小笠原選手の声が聞こえたような気がします。これが見事に決まり、結局このエンド、先攻で1点スチールに成功しました。

以降、チーム小笠原が常にゲームをコントロールし最終的には1点差の勝利でしたが、点差以上の快勝だったと思います。

リードの近江谷選手、ほぼ完璧です。世界選手権札幌大会のときはたかだかコーナーガードを置くだけのためにフルスイープさせてました。あの頃ドローショットに苦しんでいたのがウソみたいです。ウィック10回ぐらい投げて外したのはひとつぐらいでしたかね。ボタンドローが石ひとつ分T奥に行っていたのが治れば世界トップレベルだと思います。

やはりドローショットに不安があったサードの吉村選手も、もう心配しないでよさそうです。第3エンドの第1投は完璧なドローでした。勝負を仕掛けるというスキップの意志を即座に理解して、「見えてるけど〜(だからヒットでもいいんじゃない?)」みたいな余計なことを言わなかったのもよかったです。たぶんこういう「あうんの呼吸」がチームに良いリズムをもたらすんだと思います。

PACC代表決定戦の敗戦がこの二人にはいい薬になったようです。試合中の眼の色が以前と違っていい感じで野性味が出てきました。

しかしセカンドの小野寺選手は物足りない。ソチ五輪後の1年で急速に伸びた感がありましたが、続く1年はすっかり停滞している印象です。ガード3個を一発で粉砕する超絶ショットには敵のスイス選手もビックリでしたが、あの程度のことで私はもういちいち驚かないんですよ。 佳歩ちゃんはもっと出来る子!ヒットロールとかランバックとか、ここぞという場面でビシビシ決めてくれないと 。チーム小笠原といえば「あのセカンドのデカい子がいるチーム」と世界に恐れられる存在になってください。

スキップの小笠原選手。世界選手権、PACC代表決定戦とチーム全体のショットが安定せず、モヤモヤした悪い流れをなかなか断ちきれずにここまで来ました。非常に苦しかったと思いますがよく我慢したと思います。ようやくショットが繋がるようになり、今回は「ワタシもちょっとだけ本気出してみた」ぐらいの感じでしょうか。このチーム状態をキープできればラスベガスに行っても、世界の強豪のなかで「なんでアンタたちがいるの?」みたいな赤っ恥をかくことはなさそうです。

一方の新生チーム藤澤。スキップの藤澤選手はLS北見に移籍してまだ半年ですし、今後どんどん伸びる人であるのは間違いないのですが、現時点での印象を書き残しておきたいと思います。

中電(日本選手権4連覇)時代の藤澤選手はとにかく超攻撃型、石を貯めるの大好き、序盤からガードを置いて積極的に攻めるタイプ。格下の相手には序盤の大量点で一気に引き離す戦術は有効です。しかし残念ながらチーム全体の技術が未熟なため、世界のトップ相手にそれをやるとあっさり返り討ちに遭います。

序盤は2点で十分なのにどうしても3点欲しくて無理した結果1点しか取れない、あるいはどうしても2失点したくなくてあきらめきれず3点やられる。世界戦ではそんな感じで傷口を広げてしまう「若さ」が目につきました。以前ちょっと違うんじゃないかと書いた「マンリーカーリング」も含め、日本では強いが世界には通用しない国内仕様、「ガラパゴス・カーリング(ガラカー?)」だったと思います。

この半年、移籍後の藤澤選手のプレーを映像で見る機会はまだわずかですが、ずいぶん大人しくなった印象です。中電時代の攻撃性はひょっとするとキャプテン市川選手(当時)の方針が強く反映していたのかもしれません。

今回の決勝戦、第2エンドのスキップ第1投で味方のさして強くないナンバー1を守るガードを置いたのはいただけません。ガードを置くなら2投目です。1投目はさらに強いナンバー1を作りに攻めなくてはいけません。案の定、小笠原選手に自分が置いたばかりのガードの裏に回りこまれ、あやうく2失点を食らうところでした。あの攻撃的な藤澤五月はいったいどこ行った?

続く第3エンド、サードの第1投で勝負を仕掛けてきた小笠原選手に対し、藤澤選手はどう迎え撃ったか。直後の味方のサードの2投をガード外しという消極策で無駄にしてしまいました。ガード外しは「相手のミス待ち」の戦法です。勝負に出た1投を完璧に決め盛り上がっているチーム小笠原が、外されたガードの再構築に失敗するはずもありません。ここは小笠原選手が示した「ワタシが仕切るわよ!小娘!」という強い意志を感じ取って、「させるか!ババア!」と藤澤選手なりの強い意志で応戦して欲しかったところです。サードとスキップの4投あればハウスの中をいじって大量得点のチャンスもあったのに、あっさり受け身に廻ってしまった結果、チーム藤澤はこのエンドで主導権を失いました。

チーム藤澤はやはりまだ若い。若いがゆえに波に乗ると強いですが、ひとつ何かが狂うと脆さが出ます。この試合ではセカンドの鈴木選手がなぜか中盤崩れ追撃モードに水を差しました。藤澤選手は石を投げる技術とアイスを読む眼力では小笠原選手と同等かひょっとするとすでに超えているかもしれませんが、勝負師としての修行はまだまだ足りないようです。

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