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zoom RSS #TPP で許されなくなるオペラとは(8)

<<   作成日時 : 2014/08/09 08:00   >>

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リゴレットTPPと著作権関連保護期間延長問題について、前回記事から少し間があいてしまいました。この間に起こったことを振り返っておきます。

TPPに関する過去記事はこちら。

オペ対はTPPに断固反対します
TPPで許されなくなるオペラとは(1)〜(7)

5月に「著作権保護期間延長し死後70年で合意へ」との報道がありました。TPPは秘密交渉なのでこれに関する報道は各社まちまちで温度差があります。ホントのところはよくわかりませんが、よろしくない方向に行っていることだけは間違いないようです。こちらの記事がコンパクトにまとまってます。

「TPP交渉、著作権保護期間延長で合意へ」の報道を受け…@鷹野凌

なかでも朝日新聞がおかしな報道をしています。既にパブリック・ドメイン化した作品がこの「20年延長」によって保護期間が復活すると。さすがにそれはないでしょう。そんなことになれば、青空文庫で公開済みの作品のうち直近20年に保護期間が終了した作品は公開中止、著作権が切れて新訳が大量に出た「星の王子さま」は回収、オペラ界ではリヒャルト・シュトラウスの著作権が復活し私が制作したシュトラウスの動画対訳は全部削除ということです。世のなか大混乱ですわ。

PD化した作品にも適用されるのは法律不遡及の原則に反するが…@鷹野凌

朝日のTPP担当記者は記事を書く前になんで確認しないんですかね。朝日新聞には「保護期間中に書籍が消えてゆく過程と仕組み」を明らかにした延長問題と初音ミクのエキスパート丹治吉順記者がいるのに。

ていうか、ずっと不思議に思っているのですが、丹治記者はTPPに関連づけた延長問題の記事を朝日新聞に1本も書いていないと思います(見落としていたらコメント欄にご指摘ください)。たぶん部局が違うからでしょう。それでも朝日は彼に記事を書かせるべきだし、丹治記者も「俺に見開き2ページよこせ!」ぐらいのことを言って欲しいのですが…。まあ、組織ってのはやっかいなものです。

よいニュースとしては、延長推進のご本山アメリカで延長反対の声が広まりつつあること。米国有力NGOである電子フロンティア財団(EFF)やクリエイティブ・コモンズ、ウィキペディアを運営するウィキメディア財団など有力35団体が、公開声明を共同で公表し関係団体に対しこの共同声明に加わるよう呼び掛けています。

国際共同声明の和訳@TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム

さて最後に、7月に行われたわれらが福井健策弁護士による講演がYouTubeに上がっていましたのでご紹介します。1時間と長めなのですが、これさえ見ておけばTPPにおける著作権関連の主要な問題点を押さえておくことができます。さらに突っ込んだ議論を読みたければ、以前紹介した「TPPと著作権 玉井先生と福井先生による討論(文字起こし)」をどうぞ。



弁護士なんだから当然といえば当然なのですが、プレゼンの巧みさにほれぼれします。この講演で触れられている落としどころ「登録作品のみを死後70年に延長」(オプトイン方式とも)については、次回、「TPPで許されなくなるオペラとは(9)」で考えてみたいと思います。

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